中国の哲学

儒教の君主と違うところは、天命から授けられたものであるといったり有徳者であったり徳治主義の部分である。

このような性格を持つゆえに、焚書坑儒を起こして儒家を弾圧した。これは、法家思想の皇帝専制と矛盾が生じるためである。

政治論においては信賞必罰、貴賤の別なしである。民は無知無欲で支配されることに無自覚、自然状態であることが望ましいとされた。

これは老荘思想と通じるものがある。老荘思想は小国の民の生き残り策として生まれてきた思想といえる。このように皇帝の権力は永久に続くものともされた。

帝政は王政に比べ、族的支配を解体し、法家思想によってより権力を確固たるものとし、統治者の権力をより1点に集中させたものといえる。